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決算とは

決算とはイメージ

決算とは、経営活動を区切り、その期間(会計期間) の損益を計算し、業績や財政状態を明らかにするために、 貸借対照表や損益計算書を作成する作業のことを指します。
決算を行うことで、事業が上手くいっているのか、当初立てた計画や予想通りに経営が行われているかを把握することが可能です。

決算の方法

1.現金・預金の残高チェック

帳簿をきちんとつけていれば、現金の残高が合わないことはまずありません。
しかし、現金の残高が残っていたり、逆に残高がマイナスになっていたりということが発生する場合があります。
これは、会社と個人のお金を区分してない場合などによく発生しますが、この場合、その差額を貸付金、借入金で処理します。

2.売掛金・買掛金・手形のチェック

決算期末における売掛金・買掛金・手形の残高を合わせます。また、売上・仕入等の期ズレもチェックします。
締日にかかわらず、単純に決算期末までに行われた取引は計上するようにします。

3.経費のチェック

経費のポイントは、役員報酬と交際費です。役員報酬は基本的に改定を年1回行い、定期的に改定します。
利益が出過ぎているからという理由で、期末に報酬を上げることはできないので注意して下さい。
役員に対する賞与は、原則経費として認められません。
また、配偶者等の株主を役員とし、支給している場合の報酬も認められません。
交際費は、基本的に取引先の接待費が該当し、社員への慰労等の経費は福利厚生費に該当しますが、高額で頻繁にある場合は、交際費に該当します。

4.資産・負債のチェック

仮払金や、経営者に対する貸付金は印象が悪く、取引先や金融機関に見せる上では好ましくありません。
仮払金については出来る限り清算し、貸付金については、あらかじめ役員報酬を高めに設定し、実際の手取額との差額と相殺するなどして、出来る限り消しておきます。
また、給料から天引きした所得税や社会保険料で決算期末までに納付してない金額等が計上されているかどうかもチェックします。

5.在庫の計上

決算期末の在庫を棚卸により計上します。

6.減価償却費の計上

平成19年4月1日より前の取得のものについては、一定の算式により減価償却費を費用に計上します。
計上により、取得価額の95%まで償却が可能です。償却方法は、届出をしない場合は、旧定額法を使用します。
平成19年4月1日以降取得のものについては、一定の算式により減価償却費を費用に計上します。
償却方法は、届出をしない場合は、定額法を使用します。

7.全体チェック

備品などの小額な領収書の計上漏れなら大して影響はありませんが、家賃などの大きな金額の計上漏れについては、大きく影響してきますので再度チェックします。
また、前年より金額が大きい科目については、内容を再度チェックします。
赤字で欠損金が出ると、7年間は繰越せますが、金融機関等に対してマイナスの印象を与えますので、注意して下さい。

決算発表スケジュール

株式会社の資本金が1円から設立できるようになりましたが、当然ですがそこには理由があります。設立のハードルが低くなったとは言っても、計画性を持った資金計画が大事なのは言うまでもありません。