会社設立についてのメインコンテンツ

芸能人・プロスポーツ選手の節税

芸能人・プロスポーツ選手の節税について

プロダクションや事務所等に所属し、給料をもらっている方は給与所得者ですが、直接ご自身で報酬を受けとっているプロスポーツ選手や芸能人の方々は、税務上は個人事業主に該当します。

芸能人・プロスポーツ選手の報酬は事業所得

芸能人やプロスポーツ選手をはじめ個人事業主の方は、源泉徴収で税金を引かれる給与所得者と違って、自ら税額計算の元となる事業所得を確定させ、年に一度申告しなければなりません。
これを確定申告と言います。
事業所得については、総収入金額から必要経費を差し引く事で算出されるので、この「必要経費」に何を含め、どこまでを経費として扱うかによって、結果「事業所得」が大きく変わってきてしまいます。
つまり、必要経費が適切な範囲でより多く認められれば、事業所得は減り結果的に節税となるのです。

芸能人・プロスポーツ選手の必要経費

芸能人・プロスポーツ選手の必要経費の例です。

費用項目 内容
旅費交通費 試合、練習、TV出演、取材のための交通費や宿泊費、駐車料金
消耗品費 競技用品(バット、スパイク、ラケット、ゴルフクラブ等)
トレーニング用品(トレーニング道具、トレーニングウェア等)
パソコン、事務用品費
修繕費 競技用品、機械、器具備品の修理代
通信費 電話代、はがき代、切手代
接待交際費 事業関連者や後援者との会食費
お祝い、香典、お見舞、お花代
事業関連者へのお中元、お歳暮
車両関連費 ガソリン代、自動車税、自動車保険料、車検代
給料手当
外注費
スタッフ、マネージャー、トレーナーの費用
地代家賃 事務所、トレーニングルーム、倉庫の家賃
水道光熱費 事務所、トレーニングルーム、倉庫の電気・ガス・水道代
支払手数料 税理士、弁護士、コンサルタントの費用
トレーニング費 ジムや球場の施設利用費
健康管理費 鍼灸、マッサージの費用、プロテインの費用
健康管理、体調管理に要する費用
損害保険料 試合中や練習中の傷害保険料
租税公課 消費税、固定資産税、印紙税、事業税、諸会費、組合費
※ 所得税、住民税、国民年金、国民健康保険、罰金などは必要経費になりません。
広告宣伝費 自分のための宣伝費、求人広告に必要な費用
ノベルティの作成費
荷造運搬費 道具や書類の郵送料
新聞図書費 新聞、雑誌、書籍代

※上記に記載する項目はあくまでも例であり、プロスポーツ選手、芸能人、作家等それぞれの業種や、実際の状況によって異なりますのでご了承ください。

このように、個人事業税の税額を減らすには、適切な範囲で必要経費をなるべく多く盛り込むことが、節税のポイントとなります。
しかし、一般の方はこの「適切な範囲」とういうものを知りません。
仮に、盛り込んだ経費が申告後に必要経費として認められなかった場合、後から追徴課税やペナルティである過小申告加算税が発生する事態に発展しかねません。
自己流の節税でリスクを冒すのは、なるべく避けた方が良いでしょう。